kintone devCamp 2019 ― IoT ハンズオン
SORACOM Beam で kintone と連携する
ボタンからのデータを SORACOM のデータ転送支援サービス SORACOM Beam を用いて kintone と連携します。
ハンズオンのゴール
作業 1: SIM グループの設定を行う
解説: 先に設定した button グループに対して、SORACOM Beam の設定を追加します。
SIM 管理画面の SIM(Button) のグループ列に表示されている button をクリックします。

SIM グループ設定画面内の [SORACOM Beam 設定] を開き、 [+] をクリックした後、UDP → HTTP/HTTPS エントリポイント]をクリックします。

[SORACOM Beam - UDP → HTTP/HTTPS 設定]ダイアログが開いたら、以下を入力し保存します。
| 項目名 | 値 | 解説 |
|---|---|---|
| プロトコル | HTTPS | 転送先へ転送する際に使用するプロトコル |
| ホスト名 | 《運営から入手: beam-host》 |
転送先のホスト名 |
| パス | 《運営から入手: beam-path》 |
転送先のパス |
また、設定の下方で「カスタムヘッダ」を追加してください。
| アクション | ヘッダ名 | 値 |
|---|---|---|
| 追加 | X-BUTTON-NO | 《運営から入手: button-no》 |
SORACOM Beam 設定が以下のようなっていることを確認してから [保存] します。
SIM グループ設定画面内の [Unified Endpoint 設定] を開き、フォーマットを SORACOM Beam に変更し、[保存] します。
作業 2: 動作確認
解説: SORACOM Beam から先のシステムは準備済みであるため、SORACOM Beam の設定のみで完了です。
kintone アプリを表示します。
- URL: 《運営から入手:
kintone-app-url》 - ID: 《運営から入手:
kintone-app-userid》 - Password: 《運営から入手:
kintone-app-password》
ボタンを押します。kintone アプリで以下のように押した情報が表示されれば成功です。
あとかたづけ
あとかたづけは特にありません。
トラブルシューティング
- LED が赤色になってしまう;
- kintone アプリにデータは送信されているのに LED が赤色の場合は、Unified Endpoint 設定を見直してください。
- kintone アプリにデータが送信されていない場合は、 SORACOM Beam 設定を見直してください。
[EoT]