本テキストは Wio LTE を開発する際に必要な環境を macOS 上に構築する手順です

準備するもの

開発環境構築の手順

Wio LTE を使うためには、開発環境の準備を行います

1. Arduino IDE

Wio LTE の開発(ソースコード記述、コンパイル、バイナリファイル転送)には、Arduino IDEを利用します。 Arduino のサイトから Arduino IDE をダウンロードし、表記に従ってインストールしてください

1-1. ダウンロード

ダウンロードページの Mac OS X をクリックします。

download-arduino-mac

次のページでは JUST DOWNLOAD をクリックしてください。
(隣のリンクをクリックした場合はバックボタンで戻ってから再度 JUST DOWNLOAD をクリックします)

arduino-ide-download-justdownload

1-2. インストール

※アプリケーションフォルダに移動した Arduino が「Arduino IDE」です。これをダブルクリックで Arduino IDE を起動することになります

2. ボード定義のインストール

Wio LTE を Arduino IDE で扱えるようにするための機能を追加します

2-1. Arduino IDE を起動する

アプリケーションフォルダ内の Arduino をダブルクリックします

2-2. メニューの [Arduino] > [Preferences…]

arduino-ide-preference-macos

下記URL (https:// から .json まで) を 設定タブ にある 追加のボードマネージャのURL: へ入力して、保存をクリックします

https://www.seeed.co.jp/package_SeeedJP_index.json

arduino-pref

2-3. メニューの [ツール] > [ボード] > [ボードマネージャ]

一覧の中から SeeedJP STM32 Boards by Seeed K.K. を選択しインストールをクリックします
wio lte で検索すると見つけやすいです
[DEPRECATED] となっているボードは選択しないでください
※ バージョンの表示は 1.3.0 となっていますが、インストール時の最新バージョンを選択するようにしてください
※ インターネットから必要なファイルをダウンロードしながらインストールされるため、ネットに接続した環境で行ってください
※ 約 350MB 分のダウンロードとファイルの展開が行われるため、 15分~1時間 くらいかかることがあります。受講当日に行うと時間が不足する可能性がありますので事前に済ませるようにお願いします

インストールの様子 wio-lte-handson / board-manager-wiolte

3. Wio LTE ライブラリのインストール

実際のプログラム(Arduino では スケッチと称します)で Wio LTE が使えるようにするライブラリを追加します

3-1. Arduino IDE を起動する

3-2. Arduino IDE の [スケッチ] > [ライブラリをインクルード] > [ライブラリを管理…]

一覧の中から Wio LTE for Arduino を選択しインストールをクリックします
wio lte で検索すると見つけやすいです
※ バージョンの表示は 2.9.0 となっていますが、インストール時の最新バージョンを選択するようにしてください
※ インターネットから必要なファイルをダウンロードしながらインストールされるため、ネットに接続した環境で行ってください

インストールの様子 wio-lte-handson / lib-wiolte

4. Homebrew

後述する libusb をインストールするために必要です

4-1. Terminal.app を起動する

Terminal.app 内で下記コマンドを実行します
※途中でパスワード入力を求められたら macOS ログイン時のパスワードを入力してください

/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

最終的に下記のように表示されればインストール成功です

==> Next steps:
- Run `brew help` to get started
- Further documentation:
   https://docs.brew.sh```

5. libusb

Wio LTE を DFU(Device Firmware Upgrade) モード に切り替えてファイル書き込みを行う際に必要なドライバです

5-1. Terminal.app を起動する

Terminal.app 内で下記コマンドを実行します

brew install libusb

最終的に下記のように表示されればインストール成功です

==> Downloading https://homebrew.bintray.com/bottles/libusb-1.0.21.el_capitan.bo
######################################################################## 100.0%
==> Pouring libusb-1.0.21.el_capitan.bottle.tar.gz
:beer:  /usr/local/Cellar/libusb/1.0.21: 29 files, 510.5KB

以上で環境構築は終了です

元のページに戻り、インストール状態の確認を行って下さい。

うまく動かなかったら(トラブルシュート)

古い Xcode がインストールされていると Homebrew のインストールに失敗します
Xcode をアンインストールし、 /Library/Developer/CommandLineTools フォルダをリネームもしくは削除したうえで、再度 Homebrew をインストールしてください (Xcodeの再インストールは不要です)

※アンインストール作業については特にご注意ください!!

デフォルトSHELLが bash じゃないと homebrew のインストールコマンドで失敗します (評価をミスる)
curl ... | ruby として流し込んでみてください