Arduino IDE は標準では Wio LTE の開発環境が入っていませんが、環境設定から追加することができるため、その設定をおこないます。
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品名 | 数量 | 価格 | 購入先 | 備考 |
M5Stack Basic | 1 | 3,575円 | M5Stack は Gray でも可です。その他のキットに同梱されている M5Stack でも OK です。 ※M5Stack Fire や M5GO は本ハンズオンではサポート外となています。 | |
USB Type-C ケーブル | 1 | ― | ― | M5Stack に付属しています。 |
(必要な方のみ) USB 変換アダプタ | ― | ― | ― | M5Stack とパソコンを USB ケーブルで接続する際に利用します。 1A 以上の電力が供給できるものを利用してください。(USB 3.0以上に対応していれば概ね安心です) |
※1 ※ 金額はレシピ作成時となります。ソラコムで販売している金額は税抜き・送料別です。
Arduino IDE がセットアップ済みのパソコン |
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M5StackはマイコンにESP32を使用しています。Arduino IDEは標準ではESP32の開発環境が入っていませんが、環境設定から追加することができるため、その設定をおこないます。
※ 画面は macOS ですが、Windows も同様です。
テキストボックスに以下の URL を入力します。
https://dl.espressif.com/dl/package_esp32_index.json
入力したら[OK]をクリックします。
環境設定のウィンドウに戻ってきたら[OK]をクリックします。
※ 画面は macOS ですが、Windows も同様です。
ボードマネージャの一覧から esp32 (by Espressif Systems) を選んで[インストール]をクリックします。
バージョンはインストール時における最新バージョンを選んでください。
※ 約37MBのダウンロードとファイルの展開が行われます。
インストールが終了したら[閉じる]をクリックします。
以上で、ESP32 用ボード定義のインストールは完了です。
M5Stack用のライブラリをインストールします。
※ 画面は macOS ですが、Windows も同様です。
ライブラリマネージャの一覧から M5Stack (by M5Stack) を選んで[インストール]をクリックします。
バージョンはインストール時における最新バージョンを選んでください。
※ 約6MBのダウンロードが発生します。
インストールが終了したら[閉じる]をクリックします。
※ 画面上は "OK" となっていますが、インストールが完了すると "閉じる" になります。
M5Stack へのプログラム書込みや、M5Stack の出力のモニタリングは仮想的なシリアルポートを通じて行います。
M5Stack 公式サイトのダウンロードページの CP2104 Driver をお使いのOSに合わせてダウンロードします。
ZIP ファイルを展開し、中の CP210xVCPInstaller_x64_v6.7.0.0.exe
をダブルクリックして実行し、表示されるダイアログにしたがってインストールを完了してください。
ZIP ファイルを展開し、中の SiLabsUSBDriverDisk.dmg
をダブルクリックします。その後表示される Silicon Labs VCP Driver.pkg
をダブルクリックして、表示されるダイアログにしたがってインストールを完了してください。
ここまでで M5Stack の開発環境の準備は完了です。
ここまでのセットアップが正常にできているか、実際にサンプルのプログラム (スケッチと呼ばれる) をコンパイルしてみます。
ここでは M5Stack 実機はまだ使用しません。
[ツール]>[ボード: ...]>[ESP32 Arduino]>[M5Stack-Core-ESP32]をクリックします。
※ 画面は Windows ですが macOS も同様です。
[ファイル]>[スケッチ例]>[M5Stack]>[Basics]>[HelloWorld]をクリックします。
※ 画面は Windows ですが macOS も同様です。
新しく開いたウィンドウでボタンをクリックします。スケッチのコンパイルが始まります。
ウィンドウの下部で進行状況が確認できます。
進行状況の部分にコンパイルが完了しました。と表示されれば、開発環境は正しくセットアップできています。
コンパイル時にエラーが発生すると以下のように表示されます。
ここまでのセットアップで不備が無かったか、再度確認してください。
※ エラーメッセージは一例です。他にも複数のパターンがあります。
いよいよ M5Stack 本体でスケッチを実行します。
M5Stack 本体と USB ケーブルを用意して接続してください。
この時 M5Stack の電源が自動的に ON になる場合もありますが特に問題ありません。
[ファイル]>[スケッチ例]>[M5Stack]>[Basics]>[HelloWorld]をクリックします。
"HelloWorld" を表示しているウィンドウでボタンをクリックします。
スケッチのコンパイルと、スケッチの書き込みが始まります。
ボードへの書き込みが完了しました。と表示されたら正常終了です。
そのポートは存在しないか、ボードが接続されていません | 複数のシリアルポートが存在する場合に表示されることがあります。 M5Stack が接続されているシリアルポートを指定するようにしてください。(シリアルポートをいくつか試してみるのも一つの方法です。特に破損するようなことはありません) シリアルポートは[ツール]>[シリアルポート: ...]で変更できます。 ※ この例では M5Stack は COM12 として認識されているため COM12 への変更が必要。 macOS の場合は |
Failed to connect to ESP32 | 何らかの理由で M5Stack が認識されなかった可能で氏があります。 M5Stack の USB ケーブルを挿し直してみてください。 |
書き込みが完了すると M5Stack の電源が自動的に入り直し(リセット)され、中のスケッチが実行されます。
M5Stack の画面に HelloWorld と表示されれば成功です。
[ファイル]>[スケッチ例]>[M5Stack]>[Basics]>[Display]では以下のように表示されます。
以上で M5Stack 開発環境を Arduino IDE への追加するハンズオンは終了です。